酸蝕症って知ってる?

2017年06月13日

皆さんこんにちは。梅雨入りが発表されましたが、
東京は晴れの日が続いていますね。

ところで、「酸蝕症」とか「酸蝕歯」って聞いたことはありますか?
どんどん暑くなるこの時期、ジュースやお酒の量が増えると思いますが、ちょっと注意した方がいいかもしれませんよ。

今日は、酸蝕症についてお話しいたします。

「酸蝕症」とは、色々な食べ物や飲み物、環境による「酸」の影響で歯の表面のエナメル質が溶かされてしまうことです。
その歯のことを「酸蝕歯」と言います。
むし歯は細菌が原因ですが、酸蝕症には様々な原因があります。

酸蝕症の原因
・過食嘔吐や無理なダイエットなどによる、胃酸の逆流。
 (一度や二度のことでは全く問題ありませんが、習慣的に繰り返すと酸蝕症になることがあります)

・酸性食品の摂取。
 (黒酢、レモン・オレンジなど柑橘系の果物、ドレッシング、清涼飲料水、赤ワインなど)
 (上記のような食品を常に摂取する機会のある人は、酸蝕症のリスクが高くなります)

・職業的原因
 (酸使用現場で働いている人、水泳選手(塩素が原因)など)

※歯軋り・過度のブラッシングなどは直接の原因ではありませんが、酸蝕症を進行させる要因となることがあります

日常的に歯が酸に晒され、それが再石灰化のスピードを上回った場合に少しずつ歯が溶かされ、酸蝕症(酸蝕歯)が発生します。

症状は、
・エナメル質が溶かされ、内部のしみる組織が露出されるので、知覚過敏のようにしみる

・歯が小さくなる、内部の色が出てくる(黄色っぽく歯の色が濃くなったようにみえる)

などがあらわれます。

では、治療法はどういったものがあるのでしょうか。
嘔吐癖のある方は場合によっては専門家の指導を受け、嘔吐をなくす。
酸性の食品の摂取量を減らす。など、原因となっていることを根本から改善することが一番大切です。

その他歯に被せ物を入れたり、フッ素塗布も有効です。この二つは歯医者さんで治療ができます。

いかがでしたか?歯がなくなる原因はこんなところにもあったんですね。
あ、でも気にしすぎて一切食べない飲まないという極端な制限はしないようにしてくださいね。