名わき役「歯磨き粉」☆彡

2017年09月04日

皆さんこんにちは。夏休みも終わりそろそろ涼しくなってほしいと切に願っている今日この頃ですが、
皆さんはどんな夏を過ごされましたか?

さて、前回は歯間ブラシとフロスについて、前々回は歯ブラシについてお話ししました。
食事や睡眠と並んで大事だと言っても過言ではない歯磨きですが、2大主役についてはご理解いただけたかと思います。
今回は、そんな主役を引き立てる、名わき役の「ハミガキコ」についてお話ししようと思います。
もちろん歯ブラシと補助器具だけでもいいんですよ。汚れは落ちるんです。
でもね、そこにいろんなプラスがあったら嬉しいよね(^^)vってことです。

まず、「歯磨き粉の役割」はどんなものがあるのか?
先ほど言ったように、歯磨き粉を使わずとも歯垢を落とすことは出来ます。しかし、時間が経つとともに再び歯垢は形成されます。
歯磨き粉は、そんな歯垢を形成しにくくさせる効果があります。また、着色を落とす効果があるものもあります。
厚生労働省の「歯口清掃指導の手引き」にも、「歯磨剤は歯ブラシと併用して、歯口清掃の効果を高めるための材料」と言われています。

歯磨き粉には大きく2種類あります。
一つは「化粧品」と言われるものです。これは、汚れを落とす成分+形状を維持させる成分+香りづけ+保存剤 といった基本成分のみで作られた歯磨き粉のことです。

二つ目の「医薬部外品」は化粧品の基本成分+薬用成分で作られた歯磨き粉です。薬用成分とは、むし歯や歯周病、知覚過敏を予防する成分のことです。
現在日本で販売されている歯磨き粉の90%はこの「医薬部外品」です。そのうちの80%にはフッ素が配合されています。

では、歯磨き粉に含まれている成分と効果についてみてみましょう。

歯周病が気になる人には...
・ε-アミノカプロン酸/β-グリチルレチン酸 (口臭の防止にも)
・イソプロピルメチルフェノール(IPMP) (殺菌作用があります)
・サリチル酸メチル (歯肉の炎症を抑えます)
・トラネキサム酸 (歯周病からくる出血を抑えます)

むし歯予防には...
・イソプロピルメチルフェノール(IPMP) (殺菌作用)
・ラウロイルサルコシンナトリウム(LSS) (むし歯の進行や発生を抑制)
・フッ化ナトリウム/モノフルオロリン酸ナトリウム (むし歯菌が出す酸を抑制、再石灰化を促進)

知覚過敏には...
・乳酸アルミニウム/硝酸カリウム (歯のしみる組織に入り込み、しみを予防)

着色が気になる人には...
・ポリリン酸ナトリウム/ポリエチレングリコール (煙草のヤニを除去)

皆さんそれぞれの症状に適した成分が含まれている歯磨き粉を選びましょう。

歯磨き粉の注意点
・適量は、2mm~米粒大くらいです。あまりつけすぎるとお口の中が泡でいっぱいになってしまい、磨き切れずに歯磨きが終わってしまいます。
・研磨剤が多く入っている歯磨き粉でゴシゴシ磨くと歯を削ってしまいますので、研磨剤が多いものは避けましょう。また、歯磨きをする力にも注意しましょう。

歯磨き粉の種類も豊富ですので、何を買おうか迷うこともあると思います。
今度買う際には、成分に注目してあなたに合った名わき役を見つけてください