タバコとお口の関係

2018年05月10日

最近ではタバコを吸う人も少なくなりましたが、皆さんの周りの方はいかがでしょうか?
タバコが一番最初に通過するのはお口です。人体に悪影響があるのはご存知でしょうが、お口にも重大な影響が出るのです。

まず、禁煙の経過時間でどんないいことが起こるのかというと…
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禁煙8時間・・・ 心臓発作のリスクが激減。
24時間・・・ 味覚嗅覚が戻り、口臭体臭が消失。
2週間・・・ 咳が解消し薬剤の代謝が正常に。
数週間・・・ 本来の炎症応答がでる。
3カ月・・・ 歯肉炎の進行速度が遅くなり,口腔内の白色病変が消失。
9カ月・・・ 流産や妊娠中の合併症の危険が下がる。
1年・・・ 心疾患への危険度が50%に減少。歯肉の線維化やロール状の肥厚が消失。
18カ月・・・ 肺の中のタールや有害物質が浄化される。
数年・・・ 歯肉のメラニン色素沈着の減少。
5年・・・ 口腔がん、喉頭がん、食道がん、肺がんの確率が半減。
10年・・・ 肺がんのリスクが30~50%になる。
15年・・・ 心疾患のリスクが非喫煙者と同じになる。

いかがでしょうか。8時間でもうメリットが出てくるんですね。

続いて、タバコがお口に与える影響についてです。
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喫煙者のお口の中は、

•歯面へのタール(発がん物質)の付着
•ニコチンの影響で毛細血管が収縮し歯肉は暗紫色になる
•病気が進行しても出血などの炎症反応があらわれにくい
•メラニン色素が多く沈着する(歯肉が黒くなる)
•歯肉は硬くゴツゴツした感じになり、肥厚する
•とくに、煙が直接あたる上アゴの粘膜では隆起が著しい
•角化がすすみ白斑があらわれる

などの特徴があります。 この白色病変は、前がん病変である白板症へと移行する可能性もあります

受動喫煙による影響は以下の通りです。
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本人は喫煙していなくても、他人の吸っているたばこの煙(副流煙)を吸い込むことで、健康被害を受けることを受動喫煙と言います。
•たばこを吸っている人が吸い込む主流煙よりも、たばこから立ち上る副流煙の方が毒性が強い。例えば、タールは主流煙の3倍、アンモニアは46倍、一酸化炭素は5倍、ニトロサミンは50倍など。
•受動喫煙した母親から胎児や乳児へのニコチンの影響も確認されています。
•乳幼児や未成年者では、受動喫煙の影響は大きく、口腔内にもそのサインがみられます。親が喫煙者だと、受動喫煙で80%近くの子供の歯肉に着色があらわれます。
また、喫煙者が周りにいることで、喫煙への抵抗感がなくなり、早期に喫煙を始めてしまう子供が多くみられます。

夫が一日20本タバコを吸う夫婦では、非喫煙者の妻の肺がん死亡率は2倍になります。

ここ最近流行っている電子たばこですが、人体への影響はまだわかっていないというのが現状のようです。
ニコチンやその他の有害物質が入っているものもあるため、無害ではないということを自覚する必要があります。

喫煙が与える影響はお口に関係していることだけでもこんなにあります。
禁煙は難しいですが、自分のため、家族のために考えてみてもいいかもしれませんね。