口腔がん

2019年03月04日

3月に入り春の足音が近づいてきましたね。
花粉症の方はつらい時期かと思いますが(;^_^A

今月は今注目の「口腔がん」についてです。

お口の中の癌は日本人の癌のおよそ5%と少ないです。
が、口腔がんによる死亡率は46%で
近年増加傾向にあります。

口腔がんの種類は3つあります。
➀舌癌
口腔がんの54%が舌癌。舌の脇に出来ることが多い。
⓶歯肉癌
歯茎に出来る。
⓷口底癌
舌の下の粘膜にできる

口腔がんは40歳以降加齢とともに発生率が高くなります。
女性より男性の方が多いです。

主な症状は、
➀口内炎のような白い着色がある。
⓶2週間以上経っても治らない
⓷歯ぐきや舌に硬いしこりがある
⓸表面が2週間以上ただれている
⓹5㎜以上の口内炎が治らない

口内炎が2週間以上治らない場合は病院で診てもらいましょう。

口腔がんになる可能性のあるお口の病気(前癌病変)
・白板症(はくばんしょう)…粘膜に白い斑状のものができる。がんに移行する確率は日本国内では3~16%。50~70歳の男性に多い。
・紅板症(こうばんしょう)…粘膜に鮮紅色でビロード状のものができる。がんに移行する確率は40~50%と高い。
・扁平苔癬(へんぺいたいせん)…頬の内側にできやすく、網状の白い模様に見える。がんに移行する確率は0~3.5%と低い。

がんと間違えやすいもの
・アフタ性口内炎…体調不良などで出来る一般的な口内炎。通常は2週間以内に治ります。
・褥瘡性潰瘍(じょくそうせいかいよう)…入れ歯が当たったり、歯の尖った部分が当たるなど外的要因による口内炎。
・骨隆起…歯ぐきが骨によってもり上がるもの。触ると硬く、かみしめが強い人に多いです。

予防
・禁煙…喫煙によって口腔がんの発生率は25%もアップするという研究結果が出ています。
・お酒の量に注意する…お酒の消費が多い国は口腔がんの発生率が高いといわれています。アルコールを分解した際に出る、アセトアルデヒドが関与しています。アルコール摂取によるがんの発生率は18%アップするといわれています。
・ビタミンC、βカロチン、リコピンなどをサプリメントではなく、果物や野菜から直接摂取すると良いです。βカロチンは口腔がんのリスクを46%軽減するといわれています。
・健診に行くことで早期発見、早期治療ができます。同じ病院に定期的に行くことで、病院側も異変に気付きやすくなります。口腔がんは目に見えるので早期発見しやすい病気といえます。

お口の中は食べ物や飲み物、タバコなどが最初に通過する器官であり、その影響を受けやすいところです。
生活習慣を見直し、定期的にチェックを行うよう心掛けましょう。